水道料金改定のお知らせ

水道料金改定について

令和5年9月使用分(10月検針分)から水道料金を値上げします

 水道事業は、水道を利用する皆さんの水道料金によって支えられています。将来にわたって、安全で安心な水道水を持続的に供給していくため、水道料金の値上げを行います。

 みなさんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

水道料金改定の背景

人口減少

 松前町の水道を利用できる区域内の人口(給水人口)は、将来的に減少傾向にあります。このことから、水道水の使用量も年々減少傾向が続いています。
 それにともない、給水収益も減少していき、令和8年度には赤字となる見込みです。

施設の老朽化

 令和3年度末時点で整備後40年を経過した老朽管の延長は、44kmに及びます(松前町全体の水道管の延長は、約100km)。 
 現状の料金収入では、老朽施設の更新がおいつかず、数年後には施設の維持費を確保できない状態になってしまいます。


水道料金改定の内容

全体の平均で10%程度の値上げ

 今後の安定した水道事業の運営に必要となる料金を算定した場合、平均改定率で30%程度の値上げが必要となってしまいます。しかし、30%程度の改定となると生活や経済活動へなど使用者に大きな負担となってしまうことから、全体の平均改定率で10%程度の値上げとしました。

料金体系の変更

 現在の料金体系は使用用途によって料金が異なりますが、メーター口径の大きさにより、使用量や維持費用に差があります。また、使用用途が明確に分けられないため、料金の区分が曖昧になってしまうなどの問題があります。ことから、改定後は設置しているメーターの口径によって料金が決まる口径別の料金体系へ変更します。

休栓料金の廃止

 休栓料金を廃止し、新たにメーター料金を設けます。また、休栓の手続きも廃止します。
 メーター料金は水道使用の有無に関わらず請求されますが、1ヶ月の使用水量が0㎥の場合はメーター料金のみの請求となります。

 また、休栓の手続きを廃止することにより、休栓するときに行っていた止水栓の開閉業務も行わないことになります。しかし、留守中の水漏れなどが心配な場合には、1回あたり500円(税抜き)で止水栓の開閉業務を行います。

新しい水道料金について

改定後の水道料金


注1:1か月あたり  注2:税抜き  注3:使用水量0㎥のときはメーター料金のみ徴収
 改定後は「メーター料金」+「基本料金」+「超過料金」=「水道料金」となります。

口径の調べ方

定後は設置している水道メーターの口径で料金体系が変わります。
検針時に配布している「水道料金・使用水量等のお知らせ」で現在使用しているメーターの口径を調べることができます。

どれくらい変わるの?


注1:1か月あたり  注2:税込み
注3:使用水量は目安です。同じ世帯人数でも、使用状況により水量は異なります。

詳しい料金を調べたい場合

 下記のリンクから改定後の水道料金を計算することができます。
 口径の調べ方から口径と使用水量を調べて計算してください。

  水道料金自動計算(別ページが開きます)
 
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