天然記念物

天然記念物 オオミズナギドリ繁殖地(国指定)

  • 指定年月日 昭和3年3月24日
オオミズナギドリの写真
「オオミズナギドリ」は、わが国近海の島で繁殖する海洋鳥で、傾斜地に穴を掘って産卵します。地上から直接飛び立たず、傾斜した樹幹や崖の縁までよじ登り、そこから走って滑空します。その名は、海面上を低く体を左右に傾け、翼で水をなぐようにして飛ぶ姿からつけられました。

「オオミズナギドリ」は、沿岸漁業上きわめて有益な鳥として保護されてきましたが、その姿は近年激減しています。繁殖地もきわめて少なく、全国で5か所が指定されているだけで、大島は北海道唯一の指定地となっております。

他の指定状況

松前矢越道立自然公園

  • 昭和43年5月15日
  • 第1種特別地域(大島全島陸域)
  • 普通地域(海岸から500mの海域)

鳥獣特別保護区域

  • 平成15年10月1日~平成35年9月30日(全島)
天然記念物である大島に上陸するには許可が必要です。
自然公園・鳥獣保護区域内では、あらかじめ許可を受けなければならないことがありますから、渡島にあたっては松前町役場(電話 0139-42-2275)または松前町教育委員会(電話 0139-42-3060)までご相談ください。

お問い合わせ

松前町教育委員会文化社会教育課文化財係
〒049-1513
北海道松前郡松前町字神明30番地
電話 0139-42-3060
FAX:0139-42-2211

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