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松前町では「夷酋列像」修復に向け、クラウドファンディングによる資金援助を検討しています。
 

プロジェクト名 

230年の時を超え、初の修復~松前藩の至宝『夷酋列像』を未来へ繋ぐ修復プロジェクト(仮)

夷酋列像とは

江戸時代後期の1790(寛政2)年に松前藩の家老で画家の蠣崎波響が描いた、アイヌ民族の指導者
(首長)12人の連作肖像画です。

特徴と歴史的背景・描かれた理由

1789(寛政元)年に国後島・根室地方で起きたアイヌ民族の蜂起「クナシリ・メナシの戦い」を背景に、藩の威信回復を目的として描かれました。

圧倒的な芸術性 

鮮やかな蝦夷錦(中国の絹織物)やロシアの衣服、独自の装飾品などを身に纏った首長たちの姿が極
彩色で緻密に描かれており、完成の翌年には光格天皇の天覧に供されるほど高い評価を受けました。

なぜフランスに?

「夷酋列像」の行方は長らく不明でしたが、1984年にスイス国境に近いフランス東部のブザンソン
美術考古博物館に12点中11点が眠っていることが発見され、日本の美術界に大きな衝撃を与えま
した。
―なぜフランスに渡ったのか、その謎は今も解明されていません。
 

クラウドファンディングのプロジェクト概要

「夷酋列像」は、ブザンソン美術考古博物館で適切に保管されているものの、製作からこれまで一度
も修復されておらず、230年分の経年変化による汚れやかつて触れられた際の皮脂汚れが見られます。
2025年に現地でこの状態を再認識した松前町長がブザンソン美術考古博物館と修復について協議し、フランスの高度な技術により、当時の鮮やかな極彩色を安全に蘇らせまることになりました。
松前町は、この歴史的な修復事業を資金面でバックアップするため、クラウドファンディングの立ち上げを検討しています。
これは単なる絵画の洗浄ではなく、海を越え、国境を越えて、私たちの郷土の宝を次の世代へと繋ぐ日仏共同の歴史的プロジェクトです。修復の過程で「夷酋列像」が、いつ、どのような道のりを辿りフランス・ブザンソンへ渡ったのか、そのヒントが得られるかもしれません。

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お問い合わせ

総務課 
電話:0139-42-2275

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