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松本家土蔵及び松本家資料

指定 町指定
区分 有形文化財
指定年月日 平成2年(1990)9月7日
所在地 松前町字福山

紹介文

松本家は、代々松前藩船長者丸の船頭を勤め、金蔵と称し、新組御徒士格(士分)であった。
松本家土蔵は天保2年(1831)初代松本金蔵によって新築され、町内でも建築年代の分かる数少ない例の一つである。切妻・瓦葺2階建て(建坪12坪)で、1階部分の壁の半ばまでは笏谷石造りで、これより上位は木造の堅牢な造りである。
町が同家から購入した資史料には、長者丸船名旗・船名額・羅針等の長者丸関係史料とともに、藩主が船中で使用した床几・提重等の品々や、さらに天保13年(1842)~安政6年(1859)に至る長者丸の航海日誌の文書史料がある。

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