アイヌ民族関係資料
紹介文
松前城復興天守完成記念として、昭和36年、七飯町村岡チヤ氏から一括寄贈されたものである。この資料は旧松前藩士であった村岡格氏が、明治初期森町で医師をした際、近くの落部村首長イカシパ(辨開凧次郎)と親交を重ね、同氏から寄贈を受け、その後同家に保存されていたものである。北海道内には、アイヌ民族資料を収蔵展示する機関は多くあるが、渡島半島のアイヌ資料は極めて少ない。このように、地域と年代が判明している本史料は、アイヌ文化史研究のうえで極めて貴重である。
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