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2022年 1月26日 松前城で放水訓練を実施しました:第68回文化財防火デー


令和4年1月26日(水)、国指定重要文化財である福山城(松前城)本丸御門にて放水訓練を実施しました。

今回の訓練は、松前城資料館より出火し、隣接する本丸御門に延焼の恐れがあると想定。松前町は近年まれにみる積雪量のため、大雪により貯水槽へのアクセスが困難であるとの想定のもと、貯水槽からではなく、水槽付きポンプ車による放水訓練となりました。

松前城は火災により、昭和24年に木造天守が焼失した過去をもつ城です。今回訓練を実施した本丸御門は、その火災を免れた幕末の貴重な建造物であり、その他にも松前町には多くの文化財が残されています。
寒空の下での訓練となりましたが、フランス・ノートルダム大聖堂や沖縄・首里城跡など貴重な文化財の火災が相次ぐ昨今、どのような状況でも災害から文化財を守るため、今後も訓練を実施してまいります。
 
文化財防火デー(1月26日)とは
昭和24年1月26日、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上し、壁画が焼損しました。昭和30年にこの日を「文化財防火デー」と定め、文化財を火災、震災その他の災害から守るため、全国的に「文化財防火運動」を展開し、国民一般の文化財愛護に関する意識の高揚を図っています。

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