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薙刀 銘 堀井正次

指定 道指定
区分 有形文化財
指定年月日 昭和60年(1985)3月30日
時代 近世
管理 松前町

紹介文

この薙刀は、長さ80.6cm、反り1.4cm、中子銘文は、(表)應佐藤男破魔唯則需、平安城住堀井正次、松前城下造之(裏)萬延二辛酉二月吉日となっている。
これは、松前藩剣術指南役(直心影流)、佐藤男破魔唯則が、松前城下来遊中の近江大津の刀鍛冶堀井源正次に依頼して万延2年(1861)2月に、松前城下において製作されたものである。
蝦夷地における刀剣の作刀例は極めて少なく、現在までに源正雄が、安政6年(1859)箱館で作刀した「刀銘 源正雄」(昭和45年北海道指定有形文化財)と、松前町指定有形文化財となっている「刀銘 源直義」(二振)が知られている。この薙刀は北海道における美術工芸史上貴重なものである。

参考

PDF『松前の文化財』(2011年松前町発行) (454.4KB)

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